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福岡県糸島市東702番地1
生まれつきの視覚障害者で白杖を使っての歩行をしていたのですが、30歳を超えたあたりから勘が悪くなったというか、ものにぶつかることが多くなり、困っていました。そんな時に盲導犬を使って歩いている友人に盲導犬が便利だと教えてもらい、自分も盲導犬を使ってみたいと思いました。
持ってみると盲導犬と歩調を合わせて歩くのは思ったより大変でした。でもそれはパートナーのことを良く理解していなかったから。盲導犬は私が思っているよりもずっとこちらのことを考えてくれている。
例えば、今止まったのはなぜなのか、最初はわからずに戸惑ったりしていたのだけれど、実は携帯電話が鳴っているから止まってくれたのだとわかった時は感激しました。
そんなことの繰り返しをしているうちに、よし、この子に任せてみようと思えるようになり、それからはうまく歩調が合うようになったのです。
なんといっても盲導犬の良さは、物にぶつかることが圧倒的に少なくなったこと。それから歩くスピードも違いますね。白杖だと恐る恐る歩いていたのが、すいすいと歩けるのです。盲導犬に話しかけながら歩いていると気分も楽しく、外出するのが億劫ではなくなるんです。今では盲導犬なしで歩くのは大変です。もう身体の一部になっているんでしょうね。
結婚前から盲導犬と一緒に生活していたので、結婚して生まれた子どもたちも盲導犬とは兄弟のように育ってきました。今のパートナーのリリィは、外ではおすまし顔の愛想なしですが、家ではとっても甘えん坊で子どもたちとよくはしゃいでます。でもひとたび仕事となると、顔つきが変わるって子どもたちもちょっと尊敬? これからも良きパートナー、良き家族としてお互いに支え合っていきたいです。
盲導犬ユーザーの方に、盲導犬を利用するきっかけや利用前と利用後の違いなどを語っていただきました。
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